ヤモリと住む

■パソコンをしていたら、ふと何か気配がしたので、よく目を凝らしてみたら、配線の影にヤモリがいた。壁チョロってやつだゲッコウ!

■ヤモリは夏の間よく玄関の外灯近く現れて、夜灯に集まってくる虫をパクパクと食べている姿を拝見する。

■「家守」と当て字するわけて、今風に言えば自宅警備員ってヤツだな。

■昔からアカハライモリを飼っている。イモリは「井守」か。こっちは両生類で、特にイモリは成体になっても、モッパラ水の中にいる。

飼っていたイモリが春先に脱走したことがあった。祖母が、玄関の下駄箱に隠れる後ろ姿を見かけたらしいのだが、戦後ハウスだった我が家は、下駄箱の隅は穴が空いており、そこから床下へ逃げてしまって見つからなかった。

それから半年後の、11月ごろ。なんと庭先で捕獲された。随分とノロマなトカゲがおるな、と捕まえてみたら、丸々と太ったイモリであった。イモリの腹模様は毒々しく赤と黒のマダラである。フグ毒と同じ、テトロドトキシンを溜める。自然界でワザと目立つ格好をする奴らはたいてい毒を持っている。こういうのを警戒色と言う。「オレは危ないヤツだぜ」と知らしめているのである。だから、ノロノロと歩いていても、周囲の者が避けてくれるのだ。

■ヤモリは見つからないように目立たない迷彩色をまとう。これは保護色と言う。樹の幹なんぞに止まっているとまず見つからない。そういえば、「易とは蜥蜴なり、日に応じて十二変す」と言う。これはカメレオンみたいなヤツの事であろう。

■しかし、森林迷彩は逆に都市では目立つ。部屋の壁でチョロチョロしていれば逆に目立つのである。

ヤモリの反応速度は早い。

こちらも、息を殺して一足一刀の間にジリジリと詰め寄る。

捕っ!と蟷螂拳のように指先をつまみ出して、ヤモリを捉える!

■ヤモリって触り心地いいですよね~。

そのあと、気を抜いた時に指の間から逃げて、また棚の影へと消えてしまいました。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

メニューを閉じる