■ブラウザー、みなさん何を使ってましょうや。
私は10年以上も「OPERA」を使っていますが、ver.12以後は使い勝手が大幅に変わってしまって、、、つまり「Chrome」っぽくなってしまったので、Chromeがメインになりつつあります。しかし、やはり“マウス・ジェスチャー”の便利さは一度知ったらやめられません。
■今回、旧世界XP教団の残党たちを亡き者にしようとしている闇の勢力の魔の手が、ついに「ブラウザーの脆弱性」と言う所に手を出してきた、と言う話。
タブレット端末でようやくインターネット世界に馴れて来た、レディス&ジェントルメン=おとっつぁん・あんど・おっかさん たちの恐怖をTVがかなり煽っているようで、
私も帰宅後に父(windows 7使用)からいきなり
「ヲイ息子よ、いんたぁねっと・えっくすぴー※は使っちゃならねえって、アメリカの警察が言ってるぞ、ウチは大丈夫か!?」
と言う、微妙に角度のズレたタームと“アメリカの警察”と言う、「映画で必ず勝つ側」からのインフォメーションを途中式も無しで結論と疑問を同時に浴びせられたわけなのです。
(※windows XPは2014.04で更新サポート停止。今後は脆弱性を蚕蝕される危険がある)
その横では母(windows VISTA使用)も不吉そうな顔をしているではないか。
「いいですか、正しい回答を得たい場合、質問が正しくない場合は得られる答えは全て「偽り」なのですよ」、といつも研修生に言い含めている言葉が脳裏に浮かぶ。
しかし、もう何か答えるのがメンドクサイ。
アメリカ警察FBIに対抗できそうなのは暴走復讐野郎であるところのMr.マンダム、チャールズ・ブロンソン師以外にあるまい、と思い前髪をやや垂らし眉間にシワを寄せ
「私の時計はよく狂うんだ」
と言う名言を発射したのだった。
閑話休題
■最近読んだ本の話題だったのです。
『悪霊にさいなまれる世界(上下巻)』。
これはスケプスティック(懐疑派)の立場で一貫した超常現象解説本なのですが、一般的な「否定・否定・大否定」ではなく、不思議なことって、「超常現象」では無くて、「現象」を超常的な解釈をしているんだよ、と言う解説本だった。
カールセーガン氏自体が科学者でもありSF作家でもあるので、非常に読みやすいです。
そこで印象を得たのが、「信じる」と言う人間特有の行為は、実は人間の持つ「脆弱性」なんじゃないか、と。これにパッチを当てるのが「科学」なのでしょうね。(信じちゃう人を「ビリーバー」と言います)
■科学でUpdateしないと、思考を蚕蝕されてしまうに違いない、って思ったのだった。