■平成26年度の、『百日大寒行』のシーズンがそろそろやってまいります。
■今年で4年目になるのですが、不肖螺旋堂は修行僧の健康管理と言う名目で、裏方に参加さ
せて頂いております。
■100日間の間、2時間の読経と1時間の水垢離をワンセットとして、毎日7セット。つまり3*7=21時間で、残りの3時間だけ睡眠やら食事やらを許される、、、と言う「修行」です。鍛錬と言うレベルではありません。歴史的には死者も出て、現在では西洋医からのドクター・ストップでリタイヤもしばしばあります。当然、心や体が折れてリタイヤする場合もあるのでしょう。
■と言うわけで、私も本年度入行される上人たちの面接に立ち会いました。東洋医学の専門家という立場です。
■毎年過酷な行の内容を知っているだけに、近年まで会社勤めで、今年が初行(一回目)と言う方と面接でお話すると無事満行を祈らずにはいられないのでした。
※中山法華経寺では、「本堂」と「荒行堂」の2箇所で百日大寒行が行われており、私が関係しているのは「荒行堂(遠寿院)」の方です。